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沖縄本島・南部

沖縄本島・南部  |

沖縄県の平和祈念公園は、沖縄本島の南部、糸満市にあります。
第二次世界大戦の終わりごろ、アメリカ軍が沖縄に上陸してきて陸上戦が行われ、多くの兵士が戦死しました。
日本で唯一、戦地となったところです。
そしてその戦争で亡くなったのは、兵士だけではなく県民の方々も多く犠牲になりました。
この戦争の終焉となった摩文仁に、平和祈念公園はあるのです。

この地で1945年6月23日、終焉後に司令官の牛島中将以下は自決したのです。
険しく美しい海岸線を見降ろすことができる台地のため、琉球時代から公園整備をされてきた公園なのですが、戦後、戦死した人々を祀り、二度と戦争が起きないように平和を祈るための祈念公園に生まれかわりました。

平和祈念公園には、沖縄戦の写真や遺品などを展示した平和祈念資料館、平和祈念堂、平和の礎があります。
平和の礎は、日本人、アメリカ人を問わず、沖縄戦で亡くなられたすべての人の氏名を刻んだ記念碑です。
かつて多くの人が身を投げた海のほうを向いて並んでいます。
毎年6月23日の慰霊の日には、この公園で沖縄全戦没者の追悼式が行われています。
平和祈念公園を訪ねると過去の悲惨な戦争のことを知ることができるので、高校生などの修学旅行でもよく訪れています。

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沖縄観光のコースは大きく分けて二つあり、那覇から北方面のヤンバルと呼ばれる地域を中心に回るコースと、南方面を回るコースがあります。
南方面を回るコースだと「ひめゆりの塔」と「おきなわワールド」という観光施設がメインになります。

おきなわワールドには広大な敷地の中に玉泉洞という東洋一の鍾乳洞と文化王国という沖縄の古民家を集めたエリアがあります。
玉泉洞の全長は約5kmありますが、公開されているのは900mほどです。洞内は湿度が高くめがねの人は曇ってしまうので足元に注意して歩いてください。鍾乳洞の雰囲気を壊さない程度の照明が付いているので暗くて怖いということはありません。
洞内を流れる川や水溜りには魚がいますが、これは昔から住んでいるのではなくて川下から昇ってきた魚たちです。

洞窟を出ると文化王国の古民家の間を抜けて出口に向かうのですが、イベント会場があります。
沖縄伝統芸能エイサーが1日4回公演されます。これを見逃さないようにしましょう。見ごたえがあります。陣羽織すがたの女の子が三線を弾きながら舞台を歩き回る姿はとっても格好いいのです。
最後に観客も一緒になってエイサー踊りをしながら舞台を輪になって回るという盛り上がりぶりです。

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